これはPGroonga 1.X用のドキュメントです。新しいPGroongaを使っているならPGroonga 2.xのドキュメントを見てください。
これらはPGroonga 4.0.0で削除されました。PGroonga 4.0.0以降では利用できません。
pgroonga.enable_walパラメーター1.1.6で追加。
これはまだ実験的な機能です。問題を見つけた場合は報告してください。(日本語で大丈夫です。)
pgroonga.enable_walパラメーターはWALを有効にするかどうかを制御します。
PGroongaはPostgreSQL 9.6以降で使う場合はWALをサポートしています。PostgreSQL 9.5以前で使う場合はpgroonga.enable_walパラメーターを設定しても意味はありません。
WALサポートを有効にするとPostgreSQLのストリーミングレプリケーション機能を使えます。詳細はレプリケーションを参照してください。
WALサポートを有効にすると更新性能が落ちるはずです。これは追加のディスク書き込みが必要になるからです。
デフォルト値はoffです。これは、PGroongaはPostgreSQL 9.6以降で使っている場合でもWALを生成しないということです。この機能が安定したらデフォルトでonになる予定です。
SQLの場合:
SET pgroonga.enable_wal = boolean;
postgresql.confの場合:
pgroonga.enable_wal = boolean
booleanは真偽値です。真偽値にはon、off、true、false、yes、noのようなリテラルがあります。
以下はWALサポートを有効にするSQLの例です。
SET pgroonga.enable_wal = on;
以下はWALサポートを有効にする設定の例です。
pgroonga.enable_wal = on