これはPGroonga 2.X and 3.X用のドキュメントです。古いPGroongaを使っているならPGroonga 1.xのドキュメントを見てください。

pgroonga.max_bulk_insert_wal_record_sizeパラメーター

3.2.5で追加。

概要

pgroonga.max_bulk_insert_wal_record_sizeパラメーターはPGroongaのバルクインサート用のカスタムWALレコードの最大サイズを制御します。

このパラメーターはpgroonga_wal_resource_managerモジュールを使っているときだけ使われます。

これはソフトリミットです。そのため、いくつかのWALレコードはここで指定した値以上のサイズになることがあります。

構文

SQLの場合:

SET pgroonga.max_bulk_insert_wal_record_size = size;

postgresql.confの場合:

pgroonga.max_bulk_insert_wal_record_size = size

sizeはサイズです。デフォルトの単位はKiBです。サフィックスを指定することで単位を変更できます。たとえば、MiBを使いたい場合はMBを指定します。

デフォルトは16MiBです。

0を指定するとこのソフトリミットを無効にできます。

使い方

以下は256MiBを指定する例です。

pgroonga.max_bulk_insert_wal_record_size = 256MB

参考