pgroonga_wal_resource_manager モジュール

3.2.1で追加

PostgreSQL 15以上で利用できます。

概要

pgroonga_wal_resource_managerモジュールは PostgreSQL の カスタムWALリソースマネージャー を利用し、自動的にPGroongaのWALを適用します。

WALリソースマネージャーサポートを有効にするとPostgreSQLのカスタムWALリソースマネージャー機能を利用します。詳細はWALリソースマネージャーを使ったストリーミングレプリケーションを参照してください。

使い方

pgroonga_wal_resource_manager モジュールを使うには、以下のパラメーターをプライマリーとスタンバイで設定しなければなりません。

• shared_preload_librariesパラメーター

例：

shared_preload_libraries = 'pgroonga_wal_resource_manager'

プライマリでは合わせてpgroonga.enable_wal_resource_managerパラメーターを設定する必要があります。

例：

pgroonga.enable_wal_resource_manager = yes

注意

• pgroonga.enable_wal = yes は同時に設定しないでください

  • このモジュールの利点であるWALサイズが増加し続けなくなる効果がなくなります

• このモジュールを有効にした場合、スタンバイでcrash-saferを有効にしないでください

  • スタンバイではこのモジュールがリカバリーするためです

  • プライマリーではリカバリーしないので、プライマリーでクラッシュセーフにしたい場合はcrash-saferを有効にする必要があります

パラメーター

• pgroonga.enable_wal_resource_managerパラメーター

• pgroonga_wal_resource_manager.log_levelパラメーター

• pgroonga_wal_resource_manager.log_pathパラメーター

参考

• pgroonga_standby_maintainerモジュール

• カスタムWALリソースマネージャー