これはPGroonga 2.X and 3.X用のドキュメントです。古いPGroongaを使っているならPGroonga 1.xのドキュメントを見てください。
pgroonga.enable_wal_resource_manager
パラメーター3.2.1で追加
PostgreSQL 15以上で利用できます。
pgroonga.enable_wal_resource_manager
パラメーターはWALリソースマネージャーを有効にするかどうかを制御します。
WALリソースマネージャーサポートを有効にすると、PGroongaのインデックスを更新するときにPGroongaのWALリソースマネージャー用のWALを生成します。詳細はWALリソースマネージャーを使ったストリーミングレプリケーションを参照してください。
WALリソースマネージャーサポートを有効にすると、WALのディスク書き込みがあるため、更新性能が落ちるはずです。
デフォルト値はoff
です。これはWALを生成しないということです。
pgroonga_wal_resource_manager
モジュール と一緒に使います。
SQLの場合:
SET pgroonga.enable_wal_resource_manager = boolean;
postgresql.conf
の場合:
pgroonga.enable_wal_resource_manager = boolean
boolean
は真偽値です。真偽値にはon
、off
、true
、false
、yes
、no
のようなリテラルがあります。
以下はWALリソースマネージャーサポートを有効にするSQLの例です。
SET pgroonga.enable_wal_resource_manager = on;
以下はWALリソースマネージャーサポートを有効にする設定の例です。
pgroonga.enable_wal_resource_manager = on