これはPGroonga 2.0.0以降用のドキュメントです。PGroonga 1.Xを使っているならPGroonga 1.Xのドキュメントを見てください。
pgroonga.force_match_escalationパラメーター2.2.8で追加。
pgroonga.force_match_escalationパラメーターは常にマッチエスカレーションを使うかどうかを制御します。
マッチエスカレーションとは自動で条件のゆるい検索をする機能のことです。このパラメーターがonの場合は常にマッチエスカレーションを使います。
デフォルトはoffです。これは条件次第でマッチエスカレーションを使うということです。
onを指定することで常にマッチエスカレーションを使うことができます。
通常、このパラメーターを変更する必要はありません。条件次第で自動で条件のゆるい検索をするのはユーザーにとって適切な挙動だからです。
pgroonga.match_escalation_thresholdパラメーターも参照してください。
SQLの場合:
SET pgroonga.force_match_escalation = boolean;
postgresql.confの場合:
pgroonga.force_match_escalation = boolean
booleanは真偽値です。真偽値にはon、off、true、false、yes、noのようなリテラルがあります。
以下は常にマッチエスカレーションを使うようにするSQLの例です。
SET pgroonga.force_match_escalation = on;
以下は常にマッチエスカレーションを使うようにする設定の例です。
pgroonga.force_match_escalation = on