これはPGroonga 2.X and 3.X用のドキュメントです。古いPGroongaを使っているならPGroonga 1.xのドキュメントを見てください。

pgroonga.force_match_escalationパラメーター

2.2.8で追加。

概要

pgroonga.force_match_escalationパラメーターは常にマッチエスカレーションを使うかどうかを制御します。

マッチエスカレーションとは自動で条件のゆるい検索をする機能のことです。このパラメーターがonの場合は常にマッチエスカレーションを使います。

デフォルトはoffです。これは条件次第でマッチエスカレーションを使うということです。

onを指定することで常にマッチエスカレーションを使うことができます。

通常、このパラメーターを変更する必要はありません。条件次第で自動で条件のゆるい検索をするのはユーザーにとって適切な挙動だからです。

pgroonga.match_escalation_thresholdパラメーターも参照してください。

構文

SQLの場合:

SET pgroonga.force_match_escalation = boolean;

postgresql.confの場合:

pgroonga.force_match_escalation = boolean

booleanは真偽値です。真偽値にはonofftruefalseyesnoのようなリテラルがあります。

使い方

以下は常にマッチエスカレーションを使うようにするSQLの例です。

SET pgroonga.force_match_escalation = on;

以下は常にマッチエスカレーションを使うようにする設定の例です。

pgroonga.force_match_escalation = on

参考