これはPGroonga 1.X用のドキュメントです。新しいPGroongaを使っているならPGroonga 2.xのドキュメントを見てください。
pgroonga.match_escalation_threshold
パラメーターpgroonga.match_escalation_threshold
パラメーターはいつマッチエスカレーションが実行されるかを制御します。
マッチエスカレーションとは自動で条件のゆるい検索をする機能のことです。ヒット数がpgroonga.match_escalation_threshold
パラメーターで指定した閾値よりも小さい時、自動で条件のゆるい検索をします。これがマッチエスカレーションです。
デフォルトの閾値は0
です。これは1件もヒットしない時は自動で条件のゆるい検索をするという意味です。
-1
を指定することでマッチエスカレーションを無効にできます。
通常、このパラメーターを変更する必要はありません。自動で条件のゆるい検索をするとユーザーは便利になるからです。
SQLの場合:
SET pgroonga.match_escalation_threshold = threshold;
postgresql.conf
の場合:
pgroonga.match_escalation_threshold = threshold
threshold
は数値です。
以下はマッチエスカレーションを無効にする例です。
SET pgroonga.match_escalation_threshold = -1;