これはPGroonga 2.X and 3.X用のドキュメントです。古いPGroongaを使っているならPGroonga 1.xのドキュメントを見てください。
pgroonga.max_wal_size
パラメーター2.3.3で追加。
pgroonga.max_wal_size
パラメーターはPGroongaのWALの最大サイズを制御します。
pgroonga_max_wal_size
パラメーターはpgroonga_wal_applier
モジュールと一緒に使います。プライマリーサーバーでpgroonga_max_wal_size
パラメーターを指定して、スタンバイサーバーでpgroonga_wal_applier
モジュールを有効にします。
pgroonga.max_wal_size
パラメーターの値はスタンバイサーバーでWALを適用できるくらい十分大きくする必要があります。もし、pgroonga.max_wal_size
パラメーターの値が小さいとスタンバイサーバーのデータが壊れます。
SQLの場合:
SET pgroonga.max_wal_size = size;
postgresql.conf
の場合:
pgroonga.max_wal_size = size
size
はサイズです。デフォルトの単位はKiBです。サフィックスを指定することで単位を変更できます。たとえば、MiBを使いたい場合はMB
を指定します。
デフォルトは0
です。これはサイズ制限がないということです。
以下は10MiBを指定する例です。
pgroonga.max_wal_size = 10MB