これはPGroonga 2.X and 3.X用のドキュメントです。古いPGroongaを使っているならPGroonga 1.xのドキュメントを見てください。

pgroonga.enable_row_level_securityパラメーター

3.1.6で追加。

概要

pgroonga.enable_row_level_securityパラメーターはpgroonga.log_levelパラメーターに従いログを出力するか、criticalのログのみを出力するかを制御します。

デフォルト値はonのため、行セキュリティポリシーを設定しているテーブルの場合、PGroongaはcriticalのログのみを出力します。

注意:

このパラメーターをoffにすると、何らかの条件が重なったときにログやエラーメッセージに対象の行に関連した情報が含まれることがあります。 その場合はセキュリティリスクがあります。

PostgreSQLの行セキュリティポリシー設定とこのパラメーターの設定はそれぞれ独立しています。 このパラメーターをoffに設定してもPostgreSQLの行セキュリティポリシー設定は無効になりません。

構文

SQLの場合:

SET pgroonga.enable_row_level_security = boolean;

postgresql.confの場合:

pgroonga.log_level = boolean

booleanは真偽値です。真偽値にはonofftruefalseyesnoのようなリテラルがあります。

使い方

以下は行セキュリティポリシーが設定されてあるテーブルでもpgroonga.log_levelパラメーターの設定に従いログを出力するSQLの例です。

SET pgroonga.enable_row_level_security = off;

以下は行セキュリティポリシーが設定されてあるテーブルでもpgroonga.log_levelパラメーターの設定に従いログを出力する設定の例です。

pgroonga.enable_row_level_security = off;

参考