ビルド

PostgreSQLもPGroonaもどちらもデバッグオプション付きでビルドすることをオススメします。

Groongaもデバッグオプション(Groongaのconfigureには--enable-debugオプションがある)でビルドした方が便利なことが多いです。Groongaのパッケージを使う場合は、開発用パッケージをインストールする必要があります。Debian系のディストリビューションではlibgroonga-devで、Red Hat系のディストリビューションではgroonga-develです。

すべてのテストを実行するためにはtoken_fitlers/stemというGroongaのプラグインをインストールする必要があります。groonga-token-filter-stemパッケージをインストールするとインストールできます。

PostgreSQLのビルド方法

PostgreSQLのサイトからソースをダウンロードします。以下はPostgreSQL 14.0のソースをダウンロードして展開するコマンドラインです。

% wget https://ftp.postgresql.org/pub/source/v14.0/postgresql-14.0.tar.bz2
% tar xf postgresql-14.0.tar.bz2
% cd postgresql-14.0

CFLAGS="-O0 -g3"引数付きでconfigureを実行します。これでデバッグビルドになります。--prefix=/tmp/localは指定してもしなくてもどちらでもよいです。

% ./configure CFLAGS="-O0 -g3" --prefix=/tmp/local

PostgreSQLをビルドしてインストールします。

% make -j$(nproc) > /dev/null
% make install > /dev/null

PostgreSQLを初期化して実行します。

% mkdir -p /tmp/local/var/lib
% /tmp/local/bin/initdb --locale C --encoding UTF-8 -D /tmp/local/var/lib/postgresql
% /tmp/local/bin/postgres -D /tmp/local/var/lib/postgresql

以下のワンライナーはPostgreSQL関連のすべてのデータをリセットするときに便利です。このワンライナーをシェルのヒストリーに入れておけば、すぐにこのワンライナーを再実行できます。

% rm -rf /tmp/local/var/lib/postgresql && \
    mkdir -p /tmp/local/var/lib/postgresql &&
    /tmp/local/bin/initdb \
      --locale C \
      --encoding UTF-8 \
      -D /tmp/local/var/lib/postgresql && \
   /tmp/local/bin/postgres -D /tmp/local/var/lib/postgresql

PGroongaのビルド・テスト方法

リリース版のPGroongaではなく最新のPGroongaを使うことをオススメします。以下は最新のPGroongaのソースをクローンするコマンドラインです。

% git clone --recursive git@github.com:pgroonga/pgroonga.git
% cd pgroonga

PGroongaのテストは2種類あります。

通常、前者だけを使います。test/run-sql-test.shは前者用のテストランナーです。このスクリプトはPGroongaをビルド・インストールし、続けてSQLベースのリグレッションテストも実行します。PATH=/tmp/local/bin:$PATHが必要なのはPostgreSQLを--prefix=/tmp/localオプションを指定してビルドしたからです。この場合はpg_config/tmp/local/binにあります。

% PATH=/tmp/local/bin:$PATH test/run-sql-test.sh

テストも読んでください。