カジュアル開発者としてビルド

このドキュメントはカジュアル開発者としてPGroongaをビルドする方法を説明します。たとえば、typoを直したいだけのような開発者が対象になります。

PGroongaの開発者になりたい場合は、このドキュメントよりビルドの方が適切です。

フォークリポジトリーの準備

開発するためにhttps://github.com/pgroonga/pgroonga/をフォークする必要があります。後でフォークしたリポジトリーからプルリクエストを作るかもしれません。GitHubのドキュメントも参照してください。

フォークしたリポジトリーをクローンするコマンドラインは次のとおりです。

git clone --recursive git@github.com:${YOUR_GITHUB_ACCOUNT}/pgroonga.git
cd pgroonga

ビルド環境のセットアップ

GroongaとPostgreSQLを含む依存ソフトウェアをインストールするセットアップスクリプトを使うことができます。

セットアップスクリプトを使うコマンドラインは次のとおりです。

./setup.sh

PGroongaのビルド・テスト方法

PGroongaをビルドしてPGroongaのテストを実行するには次のコマンドラインを使います。

NEED_SUDO=yes HAVE_XXHASH=1 test/run-sql-test.sh

PGroongaのテストは2種類あります。

通常、前者だけを使います。test/run-sql-test.shは前者用のテストランナーです。PGroongaをビルド・インストールしてSQLベースのリグレッションテストを実行します。

テストも読んでください。

PGroongaをビルド・インストールするだけのコマンドラインは次のとおりです。

make
sudo make install