これはPGroonga 2.X用のドキュメントです。古いPGroongaを使っているならPGroonga 1.xのドキュメントを見てください。

pgroonga_databaseモジュール

2.1.8で追加。

2.3.3から非推奨です。代わりにpgroonga_crash_saferモジュールを使ってください。

概要

pgroonga_databaseモジュールはPGroongaのデータベースを管理する関数を提供します。通常、このモジュールを使う必要はありません。

このモジュールは危険な関数を提供するので気をつけてください。必要になるまでこのモジュールは有効にしないでください。

使い方

pgroonga_databaseモジュールは拡張機能としてインストールできます。しかし、このモジュールが提供する関数をどのユーザーで使えるようにするかは注意深く検討してください。

スキーマを使うとこのモジュールが提供する関数を使えるユーザーを制限できます。

以下は、pgroonga_adminスキーマを作ってそこにpgroonga_databaseモジュールをインストールすることで「admin」ユーザーだけ使えるように制限する例です。

CREATE ROLE admin LOGIN;
CREATE SCHEMA pgroonga_admin AUTHORIZATION admin;
CREATE EXTENSION pgroonga_database SCHEMA pgroonga_admin;

この例では「admin」ユーザー以外はこのモジュールが提供する関数を使えません。

「admin」ユーザーはpgroonga_admin.プレフィクスをつけるとこのモジュールの関数を使えます。

SELECT pgroonga_admin.pgoronga_database_remove();

pgroonga_databaseのアップグレード方法はアップグレードドキュメントを参照してください。

関数

pgroonga_databaseモジュールは次の関数を提供します。